食堂はじめました

日々の献立や美味しいお惣菜など”食”にまつわるエピソードを発信します

災害に備えて〜やってみた〜 ①ポリ袋調理ご飯

WEB食堂研修所@長野です。

 

先週から各地で豪雨災害が発生しています。

長野県でも中南部に大雨特別警報が出されました。

 

当食堂は対象地域には入っていませんでしたが、県内では土砂の崩落や流失による通行止めが各地でみられ、上高地では約300人が孤立していると報道されていました。

今週、雨は小康状態ですが、長野・岐阜県境付近を震源とする地震が4月下旬から220回も相次いでいるため、引き続き土砂災害が心配されます。

 

東京本社同様、災害に備えて食品をストックしておく必要があると感じました。

 

研修所は営業時期が限られているため、出来るだけ余分に食品は置かないようにしていました。現時点では飲料水は1.3日分、米を除くと食料は1日分しかないことがわかりました。すぐに補充しなければなりません。

 

試しに、いまあるもので非常時食を作ってみることにしました。

 

材料は

米1合、水2L、サバ缶、味噌 以上です。

後からゆであずき缶を追加しました。

 

東京本社で紹介されていたこちらのサイトからポリ袋調理①ご飯に挑戦します。

www.univcoop.or.jp

 

f:id:WEBshokudou:20200712150919j:plain
f:id:WEBshokudou:20200712151001j:plain
f:id:WEBshokudou:20200717015043j:plain
f:id:WEBshokudou:20200712151803j:plain

 

ポリ袋でご飯が炊けることと鍋の水は、使い回し出来るのがいいですね。

米は無洗米ではないので、少ない水で1回だけといで(うっかり捨ててしまいましたが、鍋に戻してその水を沸かしてもよいかもしれません)

非常用には鍋ではなく、深めのフライパンを用意しているので、フライパンに水をいれて沸かしました。

米を研ぐ用と炊く用180ccをペットボトル(2L)から差し引いて、全量をフライパンに入れました。

 

中央部分に芯が残っているところもありましたが、外側はベタっとした感じに炊き上がりました。正直、美味しいとはいえませんが、非常時にお米が食べられるのは、有難いと思います。

 

サバの水煮(汁は使わず)を味噌と混ぜ、おにぎりにしたご飯に塗りつけて頂きました。2個食べれば、十分にお腹を満たせます。

 

焼きおにぎりにしたら、もっと香ばしくなって、美味しさもUPすると思いますが、非常時です。手間を省きました。

1合で90g程度のおにぎりは4つ出来ます。

 

おにぎりを食べてみて、おはぎのもち米に感触に近いと思い、半分はあんこおはぎを作ってみることにしました。

 

残ったご飯を袋に入れたまま軽く揉んでつぶし、45gのまるい団子にして、ゆであずきで包みます。1合で8つ作れます。

 

f:id:WEBshokudou:20200714211729j:plain
f:id:WEBshokudou:20200714211801j:plain


これは❣️美味しい。

おにぎりよりおはぎの方がかなり美味しく頂けました。備蓄品の中にゆであずきは多めに入れておくことにします。

 

非常時でなければ、ご飯180gに片栗粉大さじ1/2と水大さじ1と1/2を加えてよく混ぜ、電子レンジ600Wで1分半ほど加熱すると更においしく頂けるようです。

 

炊いたご飯が残った時にやってみようと思います。

 

本日もご来訪頂き、有難うございました。