「火竜果」ドラゴンフルーツ
お久しぶりです、
WEB食堂海外支社です。
南国に住んで6年目、私がこの国を離れたら1番恋しく思うであろう物のひとつに「ドラゴンフルーツ」があります。あまりに好きすぎて、冷蔵庫に入っていない日は心配になってしまうほど…食感も好きなので、以前ご紹介したスムージーよりも生で食べるのが好きです。
今日は私の愛するドラゴンフルーツについて書きたいと思います。
このフルーツの別名はピタヤ。果実の皮が竜のウロコに見えるため、中国名は「火竜果」それを英語にしたのがドラゴンフルーツの名前の由来と言われています。熱帯地方に生息するサボテン類のフルーツで、ここ東南アジアでも広く栽培されています。日本では沖縄県や鹿児島などで生産されており、出荷量は断トツ一位が沖縄県。国内産の旬は6月から11月頃です。
追熟しないため、木で熟したものが糖度が高く1番美味しく食べられます。輸入品でなく国内産の旬の期間に購入されるのがおすすめです。
【種類】
大きさや色など何種類かある様ですが、ここでは私が食している3種類を紹介します。
=ホワイトドラゴン=
ドラゴンフルーツと言えばこれをイメージする人が多いのではないでしょうか?外側の皮は赤に近いピンク。形は丸と言うよりアーモンド型です。皮は硬めで厚みもあります。果実は白く中に入っている黒ゴマは小さめ。糖度は抑えめであっさりした食べやすさ。シャキシャキとした食感です。
下の写真の左側です。
=イエロードラゴン=
写真の右側のフルーツです。
大きさはホワイトドラゴンより小さめ。皮はゴツゴツとして本来はトゲがあるそうですが、出荷時には抜かれています。トゲを抜く手間もあるせいか生産量は少なめ。果実部分は白く、中の黒ゴマは大きめです。糖度はとても高く最初食べた時はシロップのようだと思いました。ねっとりとした食感です。
=レッドドラゴン=
写真の通り切ると中の果実は真っ赤。実際には紫色に近い色です。黒ゴマは小さめのものが沢山入っています。ホワイトドラゴンよりも甘めで、シャキシャキ感は少なくねっとりとしています。形は丸、皮は薄くて柔らかめです。
【選び方】
皮を触ってみてハリがあって硬めのものがおすすめです。持ってみて重みがあるものが良いと思います。皮が”しんなり”しているものは、切ってみると果実も柔らかいだけで甘みが薄め。その場合はスムージーにすると良いですね!
【栄養素】
ドラゴンフルーツは低カロリー。食物繊維が多くビタミンやミネラルが豊富!美容に欠かせない栄養素の宝庫です。カリウムは高血圧の予防に、マグネシウムはイライラは集中力予防に、葉酸は貧血予防になります。
“パントテン酸”は悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす作用があります。動脈硬化の予防に効果が期待できます。
レッドドラゴンに含まれる”ベタシアニン”は強い抗酸化作用を持ちます。ポリフェノールの一種で体の活性酵素を取り除き老化を防ぎます。
【切り方】
最後にドラゴンフルーツの切り方です。
私はまず両側のヘタを落とし
半分に切ります。
更に半分に切ってから
皮は手で簡単にむけますので、そのあと食べやすい大きさにきります♪
どうぞ召し上がれ!